皆さん、タバコの3害についてはご存じですか?
1.ニコチンの害
ニコチンの害といえば「ニコチン依存症」です。
ニコチンは非常に依存性が強いので、その依存度は麻薬にも匹敵
すると言われています。ニコチンは以前はゴキブリやネズミを駆
除する薬として使われていました。それだけ毒性はかなり強力な
ものなのです。
2.タールの害
タールには発がん性物質が含まれていますのでタバコを吸うこと
によって何十種類もの発がん性物質が体中に取り込まれます。
タールとは一つの物質ではなく、多くの見えない粒子の総称です。
タールに含まれている煙には、ベンゾピレンをはじめアミン類な
どの発がん性物質が大量に入っています。
(因みにタバコの煙には4000種類以上の化学物質が含まれており、
その中で有害物質とされている物質は200種類以上も入っていま
す。更に発がん性物質と言われる物質は60種類以上も入っていま
す。)
3.一酸化炭素の害
タバコを吸うと一酸化炭素が発生します。
酸素は血中のヘモグロビンによって全身に行き届くのですが、一
酸化炭素は酸素に比べて200倍以上もヘモグロビンと結びつきや
すい性質を持っています。一酸化炭素はヘモグロビンが酸素を運
ぶ邪魔をしてしまうので一酸化炭素のせいで体が酸欠状態になり
ます。
酸欠状態だと運動能力は勿論、脳の働きも低下してしまいます。
改めて活字で見ると恐ろしい害がタバコには含まれていることがお
わかりになるかと思います。この恐ろしい害を体内に取り込まない
ようにするためには、やはり禁煙しかありません。
喫煙されている方は今からでも遅くはありません。
是非「禁煙チャレンジ」してみましょう!